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ロジャー・ペンローズの宇宙論


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/6/3 10:43 | 最終変更
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 ホーキング博士のお師匠さんであるロジャー・ペンローズ博士の提案する「共形サイクリック宇宙論」を一般向け(?)に解説した「宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか(原題:CYCLES OF TIME)」(竹内薫訳、新潮社)。SFではないですけど。
 
 根底にあるのが熱力学第2法則と空間の共形性。
私なりに要約してしまえば、ビッグバンの後にインフレーションが起こるのではなく前宇宙は指数関数的に膨張(これがインフレーションに相当)し、最後には巨大ブラックホール等の重力波、電磁波の放射だけ残してブラックホールを含む静止質量は蒸発、空間的な秩序を現す共形(図形の相似形のようなもの、cfペンローズ図形)情報を今の宇宙に引き継いでビッグバン。この後にヒッグズ機構で質量が現れる・・このサイクルが永遠に繰り返されるというもの。エントロピーはビッグバン時に最小であり、この後時間発展に伴いエントロピーが増大していく(熱力学の第2法則)。前宇宙の放射の名残は現宇宙のマイクロ波背景放射の微妙なムラとして現れる・・。
前宇宙と現在の宇宙の接続の仕方をなめらかに特異点を解消する形でペンローズダイアグラム(共形ダイアグラム)で説明しています。

 最近のSFは量子論に基づく多世界解釈(ハードSFの部類でいえば、ジェームズ・P・ホーガン、最近ではグレッグ・イーガン)を題材にしたものが多いようですが、ペンローズはどちらかというとマクロに見れば単一(定常)宇宙論に近いようです。
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