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謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/1/11 17:29
Chryso  スタッフ   投稿数: 4832
栗田昌裕、PHP、2013年9月刊。

アサギマダラという大型の蝶がいます。これ、今まで何度か出会ったことがありますが、なんか得体のしれないところがあって、私も少し不思議に思っていたのですが、じつは「渡り」をしている。
得体のしれないところ、というのは、この蝶がどういう環境で生まれ育っているのか読めないということ。モンシロチョウやセセリチョウのように、そんなにたくさんの個体を一度に見るわけではなく、偶発的に見ることが多く、いろんな環境で、季節を問わず見ることがある。

・小学校おそらく3年の時にクラスメートの女の子が学校に持ってきた。旅行先の伊豆半島でみつけたといっていた。名前がわからないので学校に持ってきたのだが、私はその時にすでに図鑑で「アサギマダラ」であることを知っていた。綺麗で、ちょっと羨ましかった。
・ちなみにこの子が旅行先で、おそらくネットももたずに採集してもってきてしまうのが不思議だったが、のちに、この蝶は食事中にはそれに夢中になってしまい、気配を消せば十分に手で採集できることが判明した。ハイキングのときにそれをやってみせたら、大受けしたが、これは相手がアサギマダラだからできる芸当である。
・高校の時に、採集地として有名な愛知県豊橋石巻山にいき、尾根道に、山ほどいるのを採集した。しまいには選り好みをして、羽に傷がついている個体は無罪放免...
・高校の先輩の家の近く(名古屋市東部の、標高100メートルはないくらいの丘陵地帯)にいた。本人も珍しがっていた。
・夏、北アルプス白馬岳の標高1500メートルあたりにいた。というか、夏に北アルプスにいくとたいてい1回は出くわす。
・夏、八ヶ岳の標高1000メートルあたりにいた。
・秋に近い夏、群馬の吾妻線沿線、標高500メートルあたりにいた。

このあたりまでの経験で、この蝶は基本的には亜高山の蝶で、里山にもいるのかな、と思っていたのですが。

・夏、富士山の山頂付近標高3700メートルでみる。この時、山頂で目にみえる、人間以外の生物では唯一のものであった。
・その秋、茨城の鹿島市、標高0メートル地点でみる。

こうなってくると、そもそもどういう環境を好むのだかわけがわかりません。通常、蝶に限らず昆虫には主に餌にからむ生息環境というものがあり、ある種はそこにはいるものの、そうでないところにはいないものなのですが。
その答えが「渡りをする」だったわけです。
マーキングにより確認されたもので、最長で台湾まで2000キロ移動する個体があるそうです。海峡というか、沖縄の列島を海越えするんですねえ。海越えをする蝶自体珍しいそうです。軽くて大きな羽根をもつ蝶ではありますが、どうなっているんでしょうね。
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