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擬態について


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2019/4/13 11:12
Chryso  スタッフ   投稿数: 5962
いろいろ面白い話が続くが、それはおいおい紹介するとして。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480071262/


擬態(mimicly)のうち、木の枝に似せているとか、木の肌に似せている、前翅に蛇の頭のような形、模様がある、という話に懐疑的。

ネットにある写真は、撮影者が、それらに似ている環境にそれらの生物を置いて撮影したものだ、という。
実際にはその模様で、目立ってしまうところにもいたりするらしい。それでは全然擬態になっていない。

視力に頼っている生物なら見つけられないかもしれないが、その種に寄生するような生物は騙せないで、ちゃんと(笑)卵を産みつけられていたりするわけで、実際の効果はどうでしょうね。

アゲハモドキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD

が、ジャコウアゲハ(匂いのせいで鳥には不評といわれている)に似せているといわれますが、私が見たその種は小川に時々突っ込んでたぶん水を補給しているとみえ、ジャコウアゲハはそんなことをしないので、「人間にもわかる」。だいたいジャコウアゲハはゆるやかに飛び、アゲハモドキのようにせわしくはしていない。
だいたいこの記述によれば、ジャコウアゲハよりも分布が広いそうで、擬態もあやしいといわれているようです。
ジャコウアゲハに似せているなら分布も一緒のはず。ジャコウアゲハのいないところでは擬態の効果が薄いですから。

実験では、一度、まずかったり、口の中をさされたり(蜂)した鳥はこれにこりて、似ているが無毒だったり刺さない別の昆虫も食べない、ことになっていますが。分布で否定されていれば、あくまで実験の場合で、野外では起こらない、人間が作った話かも。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/4/13 22:08
Chryso  スタッフ   投稿数: 5962
同じ本から。

ライトトラップ、灯火採集法ともいい、効率的に光に集まる昆虫を採集する方法、として調査の時にやりますが。くもり空の時が成績がいいそうで、山に向けてシートを張ると、蛾(鱗翅目)甲虫、など集まってくる。

なんでも、生物多様性というかなんというか、このライトに集まらず、周囲の樹木などから動かない種があるという。

そういう昆虫がいると、ライトトラップで採集できなかったからといって「いない」ことにはなりませんね。ゼロ証明は難しい。

手取り法で、たまたまみつかったらいることになるんですかね、こういう種は。それが絶滅危惧種だったら...
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019/5/12 7:20
Chryso  スタッフ   投稿数: 5962
擬態に騙される種と、騙されない種がいるんではないかと思う次第。

騙される種の代表が人間で、枝に似たシャクトリムシなんかは区別つきません。

しかし、寄生する生物なんかはそもそも視力以外のもの(匂い=化学物質?)で生物の存在を探っているわけで、「似ている」ことで騙されるわけがない。
視力があるかどうかも不明。

しかしこれにしてもいつでも寄生が成功するわけではないわけで、生き延びてきた個体が繁殖して次世代につないでいるわけで。

擬態が成功する種、しない種、そして成功する場合としない場合があり、その結果が今の個体数になっているわけです。

...というお話はできるけど、これを科学の方法で証明するには、とくに野外でどうかを証明するにはかなり大変な手間と時間がかかります。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2020/1/24 17:20
Chryso  スタッフ   投稿数: 5962
「虫や鳥が見ている世界」(中公新書)

ひとことでまとめて言えば、[生物によって、見える色(=周波数)は違っている」「生物によって、この世の視覚的な認識は違っている」(紫外線領域が見える生物もいる)ということでしょう。

で、それゆえに私は、人間が、「似せている、擬態だ」と思っていても、鳥なんかにはごまかせない(紫外線領域までわかる)と思うのだが、作者は擬態は自明のことだ、という前提で書いている。

アカボシゴマダラ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html

はアサギマダラ(毒をもっているので、鳥の餌にはならないという)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AE%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9

と似ていて、擬態のようだが、紫外線領域の写真をとると、全く羽根の色の反応が違い、別種だとわかってしまう。だから擬態ではない、という。

というわけで、紫外線を認識できない人間には似ているように見えても、別種の生物にははっきり違いがわかる例があり、擬態は成り立たないケースがあるような。

生物によって違うんだろうし、進化的に、成功している、成功しつつある、失敗しつつある、の中間状態にある生物も多いだろうし、一概にはいえないのでしょうね。
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