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BH(ブラックホール)は光を出すのか?


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2019/4/12 16:43
entangle1  半人前   投稿数: 65
当方の都合により、ニュートリノを放出する場合と光を放出する場合でページを変える事にしました。
すみませんが、あしからずご了承の程をお願い致します。
以下、前のページをコピーした本文になります。

「BHが黒体輻射している」というのはホーキングさんの結論でありました。
そうであれば「いまさら何を言っているんだ、お前は」と言われそうであります。

しかしながら、ホーキングさんは放出される粒子が「光子である」とは一言も言っていません。(当方はそう思っております。)
「なにやらエネルギーをもった粒子であろう」そう主張されているにすぎない様です。
そうしてその粒子の持つエネルギーを数多く観測すれば、そのスペクトルが黒体放射スペクトルと一致する、そう主張しているにすぎません。

そうして今までの議論が何ゆえに「放射される粒子はニュートリノである」と想定して話を進めてきたのか、より一般的に真空の揺らぎで対生成される粒子といえば光子ではないのか、そう言われそうであります。
まあそうなんでありますが、ニュートリノはフェルミオン、光子はボゾンであり、前者は閉じた弦で表され、後者は開いた弦で表されます。
そしてニュートリノのサイズは閉じた弦のサイズ、それはプランク長あたりであろうとされていますが、そのような「大きさ」を想定する事が可能であります。

他方で光子というのは「波長というサイズ」を持つ事は、これもまた周知のことでありましょう。
それゆえに顕微鏡の分解能はその顕微鏡が使用している波の波長程度が限界となります。

さて、BHもホライズンの直径というサイズを持っています。
このサイズがプランク長未満になると、フェルミオンはBHの中に飛び込めない、「そこで一応の準安定に到達する」と言うのが当方の主張でした。

同様に光子に対してもその波長サイズがBHに入れるかどうか、それを決める要因になっていると想定するのは妥当な事であります。
現にベッケンシュタインさんはBHの直径サイズの波長をもった光子がBHに入る事でBHのホライズン表面積がLp^2程増加する、そしてそれがBHが情報を蓄積する際の最小単位である、と主張されたのでした。
そうしてBHの直径よりも大きな波長をもった光子がBHの中に入る状況、というものは、確率的にはゼロと言う事ではないでしょうが、相当に起こりにくい現象であろうという事は想定できます。

さてそうであれば、ここではベッケンシュタインさんに同意し、「BHに入れる光の波長はBHホライズンの直径が上限である」と想定し、話を進める事とします。

質量MのBHのホライズン半径RsはRs=2*G*M/C^2 .でした。
直径が波長λになりますからλ=4*G*M/C^2 です。
その時の光の周波数νはν=C/λ=C/(4*G*M/C^2)=C^3/(4*G*M)です。.

そしてその時のBHのホーキング温度TはT=h*C^3/(8*pi*Kb*G*M)。
プランク則よりその温度の時の最も多く放出される光子の振動数νpは (生h)*νp = 2.82*Kb*Tから
νp=(2.82*Kb*T)/(生h)
生h=h*2*Piを代入して
νp=(2.82*Kb*T)/(h*2*Pi)
上式にT=h*C^3/(8*pi*Kb*G*M)を代入して整理すると
νp=(2.82*C^3)/(16*Pi^2*G*M)

次にνがνpの何倍になっているか調べます。
レシオRはR=ν/νp=(C^3/(4*G*M))/((2.82*C^3)/(16*Pi^2*G*M))
R=(4*Pi^2)/2.82=13.99942≒14

そういうわけで、BHが受け入れ可能な光子の振動数はBHのホーキング温度Tで計算される黒体放射スペクトルのピーク周波数νpの14倍以上からである、と言う事が分かるのでした。
これはつまり「BHは光に対してはローカットフィルターになっている」と言う事であります。
そうして、BHが光を吸収してはじめてBHは反対方向への光の放射が可能になるのですから、放射される光のスペクトルは黒体放射スペクトルとはまるで違うものになる、と言う事が分かります。


さてここでプランクの放射則を簡略化した式(hとKbを1とし、温度を100とした式)x^3/(e^(x/100)-1)を使います。(注1)
ここでxは振動数を表しています。
そしてここでも
https://ja.wolframalpha.com/examples/?src=input
↑<--リンク
Wolframを使います。

プロットを選びます。
「x^3/(e^(x/100)-1) ,0<x<1500」<--こんな風に書いて入力(コピペ)するとスペクトルグラフが出てきます。
このグラフのピークは「x^3/(e^(x/100)-1) の極大値」と書けば出てきます。
グラフにカーソルを合わせて282がピークである事を確かめましょう。

Wolframの「例」に戻って積分ーー>定積分を選びます。
「0から1500の範囲でx^3/(e^(x/100)-1) を積分」しますと6.49267*10^8が答えです。
「0から無限の範囲でx^3/(e^(x/100)-1) を積分」で6.49394*10^8。

さて問題の14倍ではX=282*14=3948
「3948から無限の範囲でx^3/(e^(x/100)-1) を積分」では0.0000474879。

実は光の振動数は上限がありそうですが、まあ一応それはここでは無視しています。

そうして問題は「3948から無限の範囲」の光子が発生する確率ですね。
それは母数が6.49394*10^8ですから、それで割ってやればよろしい。
Ans=0.0000474879/(6.49394*10^8)
Ans=7.31*10^-14=0.0000000000000731

さて、光はBHから出てきそうですが、それは従来予想された頻度よりも随分と低い状況の様です。
ただしピーク周波数の14倍以上のエネルギーを持っていますから、それを考慮しますとエネルギーの放射効率⊿Erは⊿Er=(7.31*10^-14)*14~20程度かと思われます。
最大予測値の20で見積もって
⊿Er=(7.31*10^-14)*20=1.46*10^-12=0.00000000000146程度かと。
それはつまりBHの寿命は放出される粒子が光子のみであるとすると、放出粒子をフェルミオンと想定して計算した場合の1/0.00000000000146倍に伸びる、と言う事であります。


さて従来のBHの寿命式はこうでした。
t=(8.41E-17)*M^3(Sec)
この式ですとM=250000Kg(250トン)に到達してから寿命まではt=1.314secです。(注2)

これが前回まで提案してきた「多層の仮想粒子発生モデル」ですとほぼ10倍のt=13.14secに伸びます。

さらにBHが放出する粒子は光子のみである、とすると寿命は上記の6.85*10^11倍に伸びて29.1万年程となります。

そう言う訳で、BHは確かに光子は放出しそうですが、なかなかそれは難しい事である、と言う事が分かるのでありました。

注1
ここでは温度を100にしていますが、この温度を1000にするとピークのXが2820となりその14倍の値が39480となり、無限大までの積分の値が変わってきますがそれと同じようにゼロから無限大までの積分の値も変化し、その結果、必要なレシオの値、確率の値は一定に保たれます。
そうしてそれが「プランク則のグラフの形は温度には寄らない」と言う意味になります。

注2
BHが光子のみを放出と言う事で計算すると、最後の1秒で12Kgの質量が光子(ガンマ線)に変わります。
それは1.08E+18(J)程度でありTNT換算で258メガトン、水爆4個程度に相当する爆発が起こりそうです。

ちなみに最後の瞬間から2年前の1日間ではTNT換算で644トンのエネルギーがガンマ線に変換されます。
それは2.7*10^12(J)/日=31200KW。
一般世帯7800軒相当のエネルギーになります。

そうであれば、BHの蒸発の観測、というのはこの辺りの状況が限界かと思われます。
その時のBH質量は4780Kg(車3台分程度),ホライズン半径は7.099*10^-24(m)。
陽子半径が8.75*10^-16(m)ですから、まあBHというものはいずれにせよ大変なしろものではあります。


https://blog.goo.ne.jp/rokusanasukor/e/7f6b375b88809d2047b1c5060a01c46b
↑<--リンク
・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧


http://archive.fo/yjfmx
http://archive.fo/yVWjz
http://archive.fo/udSm5
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/4/20 11:44 | 最終変更
entangle1  半人前   投稿数: 65
フェルミオンが放出される粒子である場合は放射スペクトルは黒体放射スペクトルになるであろう、と言う事はホーキングさんが言われる通りでありましょう。
しかしながら、光が放出される、とするとそれはBHがローカットフィルターとなり、ホーキング温度Tで一番多く放射されるはずの振動数νpの14倍以上の振動数でないとBHは吸収せず、したがってホーキング放射も起こらない、と言うのが前回の結論でありました。 

その事は放出される最低のエネルギーレベルが従来想定していた平均のエネルギーレベルの14倍程度になる、ということでもあり、従って対生成するであろう仮想粒子の寿命は14分の1となり、その粒子の飛行継続距離も14分の1程度に落ちるという事になります。
そうなりますと、従来は「多層の粒子放出層モデル」でホライズン半径の2倍程度の放出層の厚さを考慮すればよかろう、としてきましたが、とてもそれほどの層の厚さを想定する事は出来ない、と言う事になります。

飛行距離の議論は「ホーキングさんが考えたこと・15」で行いましたが、それと同じ議論を今度は「光の場合は飛行継続距離が14分の1になる」という条件を入れて再度行う事になります。

http://fsci.4rm.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=2553#post_id16420
「15」での議論は温度Tでの放出数がピークとなる振動数νpを指標とし、その粒子の飛行距離がホライズンまでの距離の何倍になっているかで、黒体放射スペクトルを示す放射粒子について、十分な数の粒子がホライズンに到着できるかどうかを判断していました。

それに対して今回は状況が異なり、BHに吸収されるであろう最低エネルギーの振動数をもつ光が判断基準を与えます。
この光がとにかくBHに到達する事、そのような条件をまずは調べましょう。

それは振動数νpを指標とした場合にその飛行距離がホライズンまでの距離の14倍以上必要である、と言う事になります。
それぐらいホライズンに近い場所からでないと、仮想粒子がホライズンに到達できない、到達する前に仮想粒子は消滅してしまう、と言う事になります。


さてそれで「15」では2つのケースについて考察しました。
飛行コースとしてホライズンに到達可能な円錐の外面に沿って飛ぶ場合(このコースが最悪条件です)、それからその円錐の中心軸近傍を飛行する場合(これは最良条件です)の2つでした。
今回も同様に「15」を参照しながら、この2つのケースで見ていきましょう。

円錐の外面に沿って飛ぶ場合(最悪条件)
比率1.114X^2/sqrt(X^2-1)=14として、Wolfram|Alphaでその根の値を調べます。
「14=1.114X^2/sqrt(X^2-1)の根」と入力して
X=10/557*SQRT(70*(3500-3*SQRT(1326639)))=1.003201を得ます。

仮想粒子(光子)はX=1から1.003201という範囲内の位置での発生のみが許容される事がわかります。

円錐の中心軸近傍を飛行する場合(最良条件)
比率1.114X^2/(X-1)=14として根を求めます。
「14=1.114X^2/(X-1)の根」
X=-10/557*(SQRT(83510)-350)=1.095494

今度はXが1から1.095494という範囲内の位置での発生までが許容され、相当に許容範囲が広がる事が分かります。

さて、こう言う場合はたいてい平均値を使うのが妥当であります。
(今回のここでの議論はその程度の厳密さしか持たず、ある程度の目安を確認するという事であります。)

それで求めるXは
X=(1.003201+1.095494)/2=1.0493475≒1.049
こうしてXの許容範囲が1<X<1.049と決定できました。
フェルミオンの場合は1<x<3を許容していましたので、それに比べると随分と光の場合は仮想粒子の発生可能な許容範囲が狭く、かつホライズンに近い、と言う事が特徴的であります。


次にこの範囲で「ホーキングさんが考えたこと・14」の議論を参照して(1/X^6)(1-sqrt(X^2-1)/X)を積分します。
「(1/X^6)(1-sqrt(X^2-1)/X) 積分範囲1から1.049」を入力し、
答えは0.0341を得ます。
フェルミオンの時は同様に積分した結果、得られた補正数値は0.1018でしたので、光の場合はその値の33.5%、約3分の1になる事がわかりました。


結論
フェルミオン放射に対してホーキング放射が光である場合は、エネルギー増加による仮想粒子の存在時間の短縮、ひいては仮想粒子の飛行距離が短くなるという影響を考慮する必要があり、その結果フェルミオンの場合よりも許容される仮想粒子発生層が薄くなり、その事によって放射効率がフェルミオンに比べて約3分の1になるという事になります。

(ちなみに前回検討したのは、光放射の場合にはBHがローカットフィルターとして働く為に黒体放射スペクトルでの放射が実現できず、その分放射効率が落ちる、と言う話であり、今回のこの話とはまた別の話であります。
つまり、BHがフェルミオンではなく光を放射する、とした場合にはフェルミオンの場合にはなかった、新たに発生する事になる2つの放射効率を阻害する要因が絡んでくるのです。
それはBHが光に対してはローカットフィルターになる、それから光の場合は仮想粒子の飛行距離が落ちという事であります。)


追伸
さてそう言う訳で、以下、前回「17」で提示した寿命関連の記述は次のように修正される事になります。

『従来のBHの寿命式はこうでした。
t=(8.41E-17)*M^3(Sec)
この式ですとM=250000Kg(250トン)に到達してから寿命まではt=1.314secです。

これが前回まで提案してきた「多層の仮想粒子発生モデル」ですとほぼ10倍のt=13.14secに伸びます。<--フェルミオンの場合はこれでOK。

でも光の場合には、ここが10倍からさらに3倍した30倍に修正する必要がある、というのが今回の検討結果になります。
そしてその結果はt=13.14secから39.42sectに伸びる事になります。


さらにBHが放出する粒子は光子のみである、とすると寿命は上記の6.85*10^11倍に伸びて29.1万年程となります。<--BHが光の低周波数側を受け入れない事による結果です。

上記のt=13.14secーー>39.42secが加味されその結果、寿命は29.1万年が85.6万年程にさらに伸びる、という事になります。』


同様に「17」の注2の記述も以下の様に修正されます。
『注2
BHが光子のみを放出と言う事で計算すると、最後の1秒で8.3Kgの質量が光子(γ線)に変わります。
それは7.46E+17(J)程度でありTNT換算で178メガトン、水爆3個程度に相当する爆発が起こりそうです。

ちなみに最後の瞬間から2年前の1日間ではTNT換算で376トンのエネルギーがγ線に変換されます。
それは1.57*10^12(J)/日=18205KW。
一般世帯4550軒相当のエネルギーになります。

そうであれば、BHの蒸発の観測、というのはこの辺りの状況が限界かと思われます。
その時のBH質量は3316Kg(車2台分程度),ホライズン半径は4.92*10^-24(m)。
陽子半径が8.75*10^-16(m)ですから、まあBHというものはいずれにせよ大変なしろものではあります。』


ホーキング放射が実際にはニュートリノを放出するプロセスがどれくらいの割合を占めて、光を放出する割合がどれくらいであるのか、あるいはあったのか、BHの寿命計算に与える影響を見てもそれはとても重要なポイントである、と言う事が分かります。
しかしながら、それについての情報、手がかりは残念ながら今の所はあまりない様であります。

加えて申し添えますれば、BHの最後の1秒間に放出される事になるエネルギーがγ線であれば人類にとってそれは観測可能な事象となりますが、ニュートリノであった場合は、その観測は非常に難しくなる、それはまるで「無音の爆発」の様であります。

注1
以下、上記追伸のさらに
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%96%B9%E5%81%8F%E7%A7%BB
↑<--リンク
重力赤方偏移による修正となります。

BHから放射される光は重力赤方偏移を受けます。

wikiから、仮想粒子放出点rでの時間間隔(時間の流れのスピード)=BH重力圏外の観測点の時間間隔*SQRT(1-Rs/r)。
放出点で振動数νを持つ光の周期は1/νになります。
従って1/ν(放出点)=1/ν(観測点)*SQRT(1-Rs/r)

観測されるエネルギーEはE=(生h)*ν(観測点)であり、観測点での光の振動数に比例します。
そうしてν(観測点)=ν(放出点)*SQRT(1-Rs/r)によって放出される光の振動数ν(放出点)に対しては重力による補正を行いν(観測点)を求める必要があります。

今回はr=1.049*Rsと決めましたので、この値で修正値SQRT(1-Rs/r)を計算します。
r=1.049*Rsを代入してSQRT(1-Rs/r)=0.2161・・・が求まります。

以上より上記記述は最終的に以下の様になります。
『注2
BHが光子のみを放出と言う事で計算すると、最後の1秒で8.3Kgの質量が光子(γ線)に変わります。
それは1.61E+17(J)程度でありTNT換算で38.5メガトン、水爆0.6個程度に相当する爆発が起こりそうです。

観測点ではこうなります。
そうして、我々は対象BHの重力圏外に位置する観測点でしか、このような小さなBHの状況は観測できないのであります。

ちなみに最後の瞬間から2年前の1日間ではTNT換算で81トンのエネルギーがγ線に変換されます。
それは3.39*10^11(J)/日=3935KW。
一般世帯962軒相当のエネルギーになります。』

そうして重力赤方偏移は観測されるエネルギーについての修正にはなりますが、BHの寿命そのものには影響を与える事はなく、寿命の計算は従来の考え方で問題はありません。

さてそう言う訳で、従来の計算では原始BHの最後は1秒間で250トンの質量がγ線に変わり、大変な爆発現象が観察される、と期待されていましたが、実際に状況を詳細に検討してみますれば、250トンが8.3Kgになり、さらには重力赤方偏移の効果によって観測されるエネルギーは1.8kg相当の質量がγ線としてエネルギーに変換された様に見えるだけの様です。

そうであればこれはBHの最後の姿というものが、本当にいつのまにか「大爆発ではなく、線香花火になってしまった様なもの」であります。

以下、ご参考までに。

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10085_relativity
↑<--リンク
・銀河中心ブラックホールの近傍で一般相対性理論を検証

http://archive.fo/J68su

注2
[そうして重力赤方偏移は観測されるエネルギーについての修正にはなりますが、BHの寿命そのものには影響を与える事はなく、寿命の計算は従来の考え方で問題はありません。]

こう書きましたが、BHタイム、[BHがホライズン近傍で感じている寿命]はこの記述の通りでありましょうが、さて、[BHの重力圏を離れた外部の観測者が測定する寿命]が本当にBHタイムと同一であるのかどうか、そこの所は多少の疑問が残る所でもあります。



https://blog.goo.ne.jp/rokusanasukor/e/7f6b375b88809d2047b1c5060a01c46b
↑<--リンク
・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧


http://archive.fo/I2zbR
http://archive.fo/Fq8Dz
http://archive.fo/VBjUq
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019/4/28 14:02 | 最終変更
entangle1  半人前   投稿数: 65
https://www.jstage.jst.go.jp/article/butsuri1946/60/11/60_11_850/_pdf/-char/ja
↑<--リンク
「トポロジカルな弦理論とその応用  大栗さん」によれば「加速器の衝突実験でプランクエネルギーEpを超える辺りからはBHが出来てしまい、衝突の現場がBHに隠れてしまって、観測できなくなる。」との事であります。
つまり「あまりに大量のエネルギーが微小な空間に集まるとBHが生成される」そう言っている訳です。

そのことはまた以下の記事でも確認できる事です。
https://www2.kek.jp/ja/newskek/2003/mayjun/photon.html
↑<--リンク
・光と光をぶつけたら
(記事にアクセスできない時はこちらからーー>http://archive.fo/yQeGn

この記事の図1のbではよく知られた電子の対生成の状況が書かれています。
但し、通常の対生成はガンマ線と原子核との衝突によるものであって、光が持つ運動量の一部を原子核が受け取る事で光が物質に変わる事が可能になっています。
それに対してbでは両側から同等の光を入れる事で、光の持つ運動量を相殺しています。

光はエネルギーと運動量を持っていますが、あるいは常に「光速で動いている存在」ですが、そのままでは光の持つエネルギーは物質に変わる事は出来ない様です。
それで、光ーー>物質化には光の持つ運動量を引き受ける物質、たとえば原子核が必要になります。
あるいはbの様にして運動量を相殺してあげる事が必要です。
運動量の相殺が可能である、と言う事は光と光の衝突は「非弾性衝突である」という事でもあります。

さて図1のeで光と光の衝突からヒッグス粒子を作っています。
そうしてこの図には載っていませんが、fでは光と光の衝突によってBHが出来る、とその様に大栗さんは言っている訳であります。


さて次に、大栗さんが言う所の「プランクエネルギーを超えたあたりでBHが出来る」という状況を確認しておきましょう。

ベッケンシュタインさんによれば、「BHに入れる光の波長はBHホライズンの直径が上限である」と主張され、当方もそれに同意するものであります。
そしてその条件はホライズン半径Rsの2倍の値が入射光の波長λに等しい、と言うものになります。

ここで高エネルギーをもった2つの光の衝突を考えます。
そしてそれぞれの光はE/2のエネルギーを持つものとします。

この光の衝突でその場所に解放されるエネルギーEは2つの光が持つエネルギーの合計になりますが、それを一つの光子が持った場合に換算して以下、計算をすすめます。

質量MのBHのホライズン半径RsはRs=2*G*M/C^2 でした。
E=(生h)*ν=(生h)*C/λ
そしてこの光の衝突エネルギーの換算質量MはM=E/C^2=(生h)/(λ*C)
(生h)=h*2*Pi

この換算した質量でBHが出来る、と想定します。
その時にできたBHの直径がBHに代わる前のエネルギーを光喚算した場合の光の波長λと同程度である、というのが、このエネルギーがBHになれるかどうかの境界となります。
つまりλ=2*Rsというものがその条件になります。

以上をRs=2*G*M/C^2に代入してRsを求めます。
答えはRs=sqrt(2*Pi)*Lpです。.
ちなみにsqrt(2*Pi)=2.50663・・・≒2.507ですか。

プランク質量MpのBHのホライズン半径はプランク長Lpの2倍でした。
それからしますと、この光によってできたBHの半径は2.507*Lpであり、1.25倍の大きさである事がわかります。
それはまた同時にこのBHの質量をエネルギー換算した値はプランクエネルギーの1.25倍になっている、これが「プランクエネルギーを超えたあたり」と言う内容であります。

ちなみに
λ=2*Rs=2*sqrt(2*Pi)*Lp
ν=C/λ
以上よりこの光の衝突エネルギーの光に換算した場合の振動数νは3.700168・・・・E+42≒3.700E+42となります。
そうしてこの限界エネルギーの値を境目として、このエネルギーを超える衝突エネルギーを作り出せればそこにはBHが誕生する、と言う事になります。

衝突エネルギーが大きくなればそれだけそこから計算される光喚算の波長の長さ(それはまたそこに作られる物質が持つコンプトン波長と同一の長さになるのではありますが:注1)は短くなります。
一方でそこにつくられるであろうBHのホライズンの直径は大きくなる、そういう関係になっているからであります。


ところでこの振動数が上限であって、これを超えますとそこでこの光はBHに変わる為、光の振動数の上限はここだ、という論がありますが、それは正確な表現ではないでしょう。
光がどれだけのエネルギーを持っていたとしても、衝突という現象がなければ光が物質化する事はない、従ってBHが出来る事もないものと思われます。

しかしながら、他方で弦理論の主張によれば「光も弦の振動であって、その弦の長さはLp程度だ」とされています。
そうして上記の限界エネルギーを運ぶ光の波長はLpの5倍程度でありますから、それは弦理論の限界にまでは達していない、と言う事になります。
しかし限界エネルギーの5倍のエネルギーになりますとそれを運ぶ光の波長はLp程度となり弦理論の限界に到達してしまいます。

そして、それ以上のエネルギーを光が運ぶ事があったとしても、その光の大きさはLpを下回る、と言う事は出来ない、というのが、光の場合の大きさに対する弦理論からの制約条件になるものと思われます。
その場合は光のエネルギーを表す式E=(生h)*ν=(生h)*C/λは相変わらず有効でありましょうが、そこに現れるλはもはや光のサイズを表してはいない、という事になります。

以上の様な光が持つ特性によって、つまり光の波長がプランク長Lpに至るまでは光のサイズは光のもつ波長で表されるが、波長がLpを切った場合は光のサイズは波長では表されず、プランク長Lpに固定される、という主張になります。
その為に、光をBHがホーキング放射する場合でもそのBHには準安定となる事が出来、その時の限界BHのホライズン直径はLpとなります。
そして以上の様な状況はBHがニュートリノを放出する場合と同じである、という事になります。

結論
まずは「光のみをホーキング放射する」という前提に立ちますと、前回まで見てきました様にBHの寿命は相当に延びる、と言う事が分かります。

もうひとつは、光の場合も限界BHのホライズン直径がLpであり、そこに至るまでは前回提示した、修正された寿命式に従ってBHは光をホーキング放射しながら「順調に」質量を減らしていきますが、限界BHサイズを超えて小さくなった時点でフェルミオンの場合と同様に光の場合でも「BHは準安定の状況になる」、ということが分かります。

そうして、それ以降はやはりトンネル・ホーキング放射によってマイナス質量のBHへとその姿を変える、そうしてそこで最終的に安定化するであろう、と言う事が想定されます。


注1:コンプトン波長
Wikiの記事を読んでもあまりピンときません。
しかしながら、たとえば
http://www2.rikkyo.ac.jp/~jiro/subfiles/files/keksc-gravity07.pdf
↑<--リンク
この記事の中に以下の様な記述がありました。
『コンプトン波長は質量をもった粒子の波動関数の波束の広がり、つまり空間的な広がり、あるいは存在領域を与える。・・・』
以上、ご参考までに。


https://blog.goo.ne.jp/rokusanasukor/e/7f6b375b88809d2047b1c5060a01c46b
↑<--リンク
・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧


http://archive.fo/nTRRw
http://archive.fo/gqvmH
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/5/27 11:25 | 最終変更
entangle1  半人前   投稿数: 65
追伸

上記記事の続きは
・BH(ブラックホール)が質量を減らす方法
http://fsci.4rm.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=2591#post_id16663
となります。

BHがホーキング放射で主に出す放射が光(電磁波)ではなくニュートリノである、と言う事はいままで誰も主張していなかったと当方の知る限りではその様に思っております。
そうしてそのことは今後の検討において、結構重要な事になると思われます。
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