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「火星の人」

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なし 「火星の人」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015/1/31 13:23
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「火星の人」アンディ・ウィアー著、ハヤカワ文庫。

昨年の夏に出たばかりの物を買ったまま放っておいて正月に一気読みしたもの。多世界解釈がらみや、分子生物学がらみのホラーが多い中、久々にハード工学的なものを読んだという感じ。私的には最近の一連のハードSFの中ではベストに近いかな。

作者は素粒子物理学者でエンジニアの息子でNASAオタク。
火星ミッションで一人取り残された主人公がミッションで置き去りにされた資源を生かして生き延びる様子をログ形式で語るものですが、その資源の生かし方が一つ一つ緻密で定量的。化学屋さんにはクスリと笑えるような失敗もあったりして実にリアル。化学便覧や理科年表で検証したくなるほど。主人公の、決して悲観的にならず冗談を飛ばし続ける(往年の古いTVドラマネタがまた秀逸)明るいキャラクターにも惹かれます。

アマゾンやその他書評でも高い評価を得ているようです。映画化も決まっているようですが、小説の緻密さやユーモアが失われ単なるハリウッド大作冒険ものにならないか心配。

科学的考察もしたいところだけど、いちいちネタバレになるので暫く控えます(笑)。大上段に振りかぶらなくとも精緻なネタを積み上げれば良質なハードSFになる好例。

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