MSXturboR の真実
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MSXturboR の真実 (東 遥, 2021/4/4 5:35)
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投稿日時 2021/4/4 5:35 | 最終変更
東 遥
投稿数: 4479

今を去ること30年以上前、西暦1990年といえば日本では平成2年にあたりますが、その頃に発表された
MSXturboR
というパソコンのシリーズが御座います。
はい、西暦1983年6月に発表された「MSX」規格パソコンの後継、MSX2(1985年)、MSX2+(1988年)を経てMSXの最上位、というか最後の規格になります。この規格の特徴としては、
・CPU
MSX2+ まで、Z-80(3.579545MHz)のみであったのに対し、
R800(7.15909MHz)を追加搭載(排他使用)。
これは、クロックで見ればZ-80の倍の速度であり、
またZ-80が1命令の実行がM1サイクル4clock追加サイクルに対し
R800は1命令1サイクル実行を基調とし
同一クロックで5倍前後の処理能力
併せてZ-80の10倍の処理能力とされます。
・VDP
V9958
MSX2+にも搭載されたものですが、
V9938の上位互換で19268色の表示、
1ドット単位の横スクロールが可能など
機能が強化されているものです。
その他、MSXturboR に関する資料というのは中々お目にかかれなかったのですが、うっかり見つけてしまいました。
MSX turbo R Technical Hand Book
MSXマガジン編集部
ISBN 4-7561-0621-8
これの、23~26ページにR800 CPUの概要、166~186ページにR800の命令表、81~128ページにV9958の説明が御座います。
むぅ、なんて懐かしいんだ。そして、こうだったのか、感慨深い。往時探してなかなか見つからなかったのですが。
....いかん、次のバッチを流さねば。
MSXturboR
というパソコンのシリーズが御座います。
はい、西暦1983年6月に発表された「MSX」規格パソコンの後継、MSX2(1985年)、MSX2+(1988年)を経てMSXの最上位、というか最後の規格になります。この規格の特徴としては、
・CPU
MSX2+ まで、Z-80(3.579545MHz)のみであったのに対し、
R800(7.15909MHz)を追加搭載(排他使用)。
これは、クロックで見ればZ-80の倍の速度であり、
またZ-80が1命令の実行がM1サイクル4clock追加サイクルに対し
R800は1命令1サイクル実行を基調とし
同一クロックで5倍前後の処理能力
併せてZ-80の10倍の処理能力とされます。
・VDP
V9958
MSX2+にも搭載されたものですが、
V9938の上位互換で19268色の表示、
1ドット単位の横スクロールが可能など
機能が強化されているものです。
その他、MSXturboR に関する資料というのは中々お目にかかれなかったのですが、うっかり見つけてしまいました。
MSX turbo R Technical Hand Book
MSXマガジン編集部
ISBN 4-7561-0621-8
これの、23~26ページにR800 CPUの概要、166~186ページにR800の命令表、81~128ページにV9958の説明が御座います。
むぅ、なんて懐かしいんだ。そして、こうだったのか、感慨深い。往時探してなかなか見つからなかったのですが。
....いかん、次のバッチを流さねば。
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