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六価クロムの環境基準値強化と分析方法変更に関する環境省パブリックコメント

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  • なし 六価クロムの環境基準値強化と分析方法変更に関する環境省パブリックコメント (伊豆倉 正敏, 2021/3/17 22:23)

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伊豆倉 正敏

なし 六価クロムの環境基準値強化と分析方法変更に関する環境省パブリックコメント

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/3/17 22:23
伊豆倉 正敏  スタッフ   投稿数: 1158

 環境省が六価クロムについて、水道法が変わって下限値が下がったため環境基準値も下げて分析方法も変更するかどうかのパブリックコメント(意見募集)をはじめたそうです。

水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて(第6次報告案)に関する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.env.go.jp/press/109304.html
の別紙より(環境省は引用許可をもらっています。)
http://www.env.go.jp/press/files/jp/115811.pdf
>平成 30 年9月に、内閣府食品安全委員会において、六価クロムのTDIが1.1 μg/kg 体重/日と評価されたことを受けて、令和2年4月に水道水質基準の基準値が 0.05 mg/Lから 0.02 mg/Lに改正された。このような状況を踏まえて、水質環境基準健康項目の基準値の見直しを行った。
(中略)
>(1)水道水質基準の改正等を踏まえた検討
六価クロムの水質環境基準健康項目については、従来の基準値 0.05 mg/Lを 0.02 mg/Lに見直すことが適当である。また、変更する基準値に基づいた場合においても、公共用水域等における検出状況からみて、従来通り水質環境基準健康項目とすることが適当である。

要は、食品として一日に取り込まれる量の基準が変わり、連動して水道水(厚生労働省)の水質基準が変わった。と言うことで自然環境に対する環境省の環境基準値も引き下げるかどうかを意見募集すると

分析方法は次の方法が案となっているそうです。
----------------------------この線より
日本産業規格 K0102(以下「規格」という。)の 65.2(規格 65.2.2 及び 65.2.7 を除く。)に定める方法(ただし、規格 65.2.1 に定める方法による場合で、六価クロム濃度が 0.04 mg/Lを下回る場合は、光路長 50mm の吸収セルを用いる。規格 65.2.3、65.2.4 及び 65.2.5 の備考11b)に定める方法による場合、並びに規格65.2.6 に定める方法により汽水又は海水を測定する場合にあっては、試料に、濃度が基準値相当分の 0.02mg/L増加するように六価クロム標準液を添加して添加回収率を求め、その値が 70~120%であることを確認する。また、規格65.2.6 に定める方法により汽水又は海水を測定する場合にあっては、規格 K0170-7 の 7 の a)又は b)に定める操作を行うものとする。)
---------------------------この線まで
分析の現場を離れて20年経ちますが、要は、思いっきりかみ砕くと定量下限値が下がる分感度を上げるため
規格 65.2.1はジフェニルカルバジド吸光光度法と言って、前処理した試料に試薬を入れてどれだけ色が付いたかを吸光光度法で測定していました。この時セルの長さが10mmのセルから50mmのセルに変えてみてはどうでしょうかと

規格 65.2.3は電気加熱原子吸光光度法、
規格65.2.4 はICP発光分光分析方法
規格65.2.5 はICP質量分析法 (ICP-MS)
規格65.2.6は流れ分析方法 (通称オートアナライザー法)
は自分が現役の時はしたことがない(他の担当者がしていた。)のですが、上記引用した案(試料に六価クロムの標準液を添加して分析する標準添加法-試料毎に検量線がいるかもしれません。)でどうでしょうかと言うことです。
感度が上がる分妨害元素(特に海水)の影響を受けやすくなり、吸光光度法では試料そのものの色が影響するわけで検証がいるかもしれません。

急に変わるわけではなく今は意見募集の段階です。
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