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下水処理の窒素・リンの排水値は養殖と共存するにはどのぐらいが適正か?

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伊豆倉 正敏

なし 下水処理の窒素・リンの排水値は養殖と共存するにはどのぐらいが適正か?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2020/1/26 22:11
伊豆倉 正敏  スタッフ   投稿数: 966
 去年ぐらいから兵庫県の「瀬戸内海」で(注意、大阪湾はまだ赤潮発生することがある。)漁獲量の減少と養殖の効率を上げるために、下水処理の窒素・リンを途中で止めて放流して欲しいという要望が出て下水処理関係者が困惑する事態となっています。
ひょうご経済+|経済|水質改善しすぎて不漁 全国初、県が窒素濃度に下限(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201906/0012391196.shtml
> 兵庫県は県内の瀬戸内海で、水質の環境基準を独自に見直す方針を固めた。瀬戸内海は水質改善が進んだ半面、魚介の栄養素となる窒素などの「栄養塩」が減り、漁獲量の減少やノリの色落ちが問題となっている。国の現行基準は窒素の濃度を、工場地帯などを除き主に海水1リットル当たり「0・3ミリグラム以下」としているが、県は「同0・2ミリグラム」という下限基準を加え、一定の窒素濃度を保つ考え。県によると、海水の環境基準に下限を設けるのは全国初という。(山路 進)
中略
>これにより窒素濃度は年々低下。2016年度には工場地帯を除くと同0・14~0・18ミリグラムとなり、劇的に水質が改善した。一方、90年代半ばからノリの色落ちが顕在化し、近年は春の風物詩であるイカナゴのシンコ(稚魚)が極端な不漁に陥っている。

 海水温が上昇したから説や、過養殖による病原菌説もあり、個人的には養殖が増えすぎたのではないかという気もするのですが、注意しないといけないのは栄養塩が低下して問題になっているのが淡路島より西の瀬戸内海で、東側の大阪湾は今でも赤潮が問題になっていること。
 例えば住んでいる神戸市で言ったら他の下水処理場は大阪湾に排水口があるのですが、六甲山系-淡路島の連なりと明石海峡交差地点の向こう側に流れる明石川に流れる下水処理施設もあり、今回の下水処理を弱くしてという要望が出ている瀬戸内海というわけで市内に2種類の排水基準を設けるのかという事になります。

 一時的な物かと思っていたのですが今までの赤潮対策の流れから瀬戸内法という特別の法律が出来る時代があったのでなんか複雑な心境です。

 自分が今の会社に入社したのは1994年でその頃は赤潮を通り過ぎて海底が貧酸素状態となった酸欠の水が上昇して海面にに近づき酸欠で魚どころかプランクトンまで死ぬという青潮問題まで出たぐらい酷い時で、窒素・リンの下水処理をどうすればもっと減らすことが出来るかが問題になっていた頃に、窒素(特にアンモニア性窒素・ケルダール法の蒸留)・リンの分析担当になってプラント実験やオゾン処理や膜処理を付けた下水処理場の、処理能力強化後の検証に、第三者としての水質分析、
特に当時は蒸留法はJIS工場排水試験方法だと0.1mg/Lが下限なのに、参考値でいいからと
1桁下の0.01mg/Lまで出してと言われて無理な分析をしたり、実験なので翌日朝に分析結果から条件変更するからと夕方来るサンプルに当日深夜までに速報を出せと言われ(それと生物処理実験なのでサンプリング後の容器内で経時変化が起きるから)で残業して翌日の朝までにFAX速報を出していた世代なので時代の流れを感じます。
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