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色覚検査の現状

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東 遥

なし 色覚検査の現状

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2013/9/20 19:57 | 最終変更
東 遥  スタッフ   投稿数: 3413
石原式色覚異常検査表を用いて色覚の程度を確認する検査は私の幼少の頃は極く普通に行われていたのですが、これが「差別に繋がる」ということで、2003年度から

 ・必須検査から色覚検査が外される
 →色覚検査をしなくなる

という事で、自分の色覚について自覚する機会が無いままに進学・就職する場面で問題になる、という事が昨今あるそうな。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130919-OYT1T01158.htm

 「色覚異常の中高生、半数気づかず進学・就職

一方で従前は就職就業に際して色覚異常を制限の理由とすることがあり、以前は医療、営業車の運転、船舶、電車の運転、医薬品、化学薬品、兵役、等の取り扱い・従事に制限が御座いましたが、徐々に制限が緩和されるという事で御座います。一方ではユニバーサルなデザインが普及し、例えば信号機では色覚に拠らず判別できる機種もでてきているそうで御座います。

- - - -

色覚については人類の進化上色々と変転が御座いまして、

 ・爬虫類、初期の哺乳類は4色型色覚であった
 ・爬虫類・恐竜全盛期に哺乳類は夜行性となり色覚を喪って2色型色覚(青と赤)となった
 ・恐竜絶滅後発達した類人猿のうち狭鼻下目は3000万年前頃に緑の色覚を再生して3色型色覚(青赤緑)となった
 ・ただ、ヒトの時代になって2色型の淘汰圧が低くなった

という事で、

 ・哺乳類以外の脊椎動物、魚類、両生類、爬虫類、鳥類は4色型色覚である
 ・霊長類を除く哺乳類の多くは2色型色覚である
 ・霊長類は2色型色覚のものと3色型色覚のものがある。種類によってはオスとメスで異なるもの、遺伝子の表現型によって異なるものがある。
 ・ヒトは典型的には3色型色覚であるが、2色型色覚の淘汰圧が低い
 #色覚を担う錐体細胞、特に緑は獲得してから期間が短く遺伝的に不安定である

という事だそうで御座います。そのあたりを考えますと、嘗ては「色覚異常」という理解であったものが、人類の色覚は今も揺らぎつつあるという視点から「色覚は個性である」という言い方も御座います。

WIKIの「色覚異常」の項には色々な事が書いて御座いますので御手隙の折に御一読いただくと宜しいでしょう。
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