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蜂群崩壊症候群(ミツバチ大量死・いないいない病)

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東 遥

報告 蜂群崩壊症候群(ミツバチ大量死・いないいない病)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/9/12 20:40
東 遥  スタッフ   投稿数: 3327
日々美味しく頂戴できる野菜や果物の結構な割合が実は蜜蜂さん(Apisの皆さん)による受粉による交配を経て生育されているという事で御座います。で、蜜蜂を育てる専門の養蜂家が巣箱を適宜移動させ蜜蜂を採取するのに加えて農家の求めに応じて作物の受粉を行わせる。

ところが前世紀の末、西暦1990年以後に、この蜜蜂さんが突如として数を激減させたり居なくなったりするという奇怪な現象が確認され、農家にとっては受粉ができず、養蜂家にとっては飯の種が無くなり、死活問題となりました。これは「蜂群崩壊症候群」(CCD:Colony Collapse Disorder)とも謂われ、その被害が拡大していきましたが、その原因は杳として知れませんでした。

挙げられた原因としては、

 ・ダニ等の病害虫に冒される
 ・ウイルスに冒される
 ・農薬・殺虫剤でやられる
 ・蜂蜜採取や受粉の為に植物が偏り栄養失調になった
 ・なんか悪い電磁波で方向感覚を損なって帰って来れない
 ・遺伝子組み換え作物にあたった
 ・働かせすぎによるストレス、いうなれば過労死

その他諸説紛々では御座います。詳細はWIKIの「蜂群崩壊症候群」見ていただくとして、昨今その原因としてクローズアップされているのが

 ・ネオニコチノイド系農薬

であると、本日のクローズアップ現代

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3401.html

 「謎のミツバチ大量死
  EU農薬規制の波紋」
  #3401

で紹介されております。このネオニコチノイド系農薬は、

 ・ニコチン系物質を元に改良し人畜への毒性を低減させて最近登場した
 ・少量で良く効く
 ・効き目が持続する
 →農薬散布の量と回数が減らせて実に好都合

望ましい特性を持つ「夢の農薬」とも謂われるものだそうで御座います。まぁ、昆虫害虫に効くと思えば、そりゃ蜜蜂さんにとってもヤヴァイものでは御座いましょう。

とは言え勿論その辺りは考慮に入っており蜜蜂さんには害を与えない充分に薄い濃度で使用しているのだから問題は無い筈だということでした。しかし最近の研究では、充分薄い濃度でも帰巣本能を損なって帰ってこない働き蜂さんの割合が増えるという結果が出ているとのこと。うん、帰ってこられなければ、そりゃ蜂が減ってやがて巣は壊滅するので御座いましょう。実際蜂群崩壊症候群の症状のひとつとしては働き蜂が姿を消して巣の活動を支え手がいなくなり壊滅するというもので御座いますから、もうその通りでは御座います。因みに今日紹介された症例では巣の周りに大量の働き蜂の骸が山積みになっているというものでしたが。

という訳で従前からフランスではネオニコチノイド系農薬の特定の品種については最高裁まで争って使用禁止の判決が出ており、これが徐々に周辺国に広まり、本年12月からはEU全域で使用禁止になるそうで御座います。一方の農家側にしてみればこれら農薬が使えないと農業が立ち行かないという声も御座いますが。さて、この規制で蜜蜂さんは復活するので御座いましょうか、或いは蜂群崩壊症候群の原因はこれで突き止められるのでしょうか。爾後も注目していきたいところで御座います。

....もし私が忘れて居たら誰か突っ込んでください。
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