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「クオリア統一理論」の弁証法

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なし 「クオリア統一理論」の弁証法

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/4/2 7:26
SumioBaba 
            「クオリア統一理論」の弁証法
(メールマガジン『「神」を完全に解明しました!!【No.99】』からの引用です。)


 まずは第一の選択肢です。

                選択肢[1]
   「クオリア統一理論」はトートロジーではないが、これだけは例外
   的に「絶対的真理」だと見なし、どんな視点に立っても「「クオリ
   ア統一理論」は真」であり、「「クオリア統一理論」は偽」となる
   視点は無い、と考える。
   (この場合、「トートロジーでもない「クオリア統一理論」がなぜ
   「絶対的真理」なのか?」というメタ謎が生じる。すべての謎をト
   ートロジーに解消するのが「クオリア統一理論」の目標であるけれ
   ども、「クオリア統一理論」自体はトートロジーに解消できず、メ
   タ謎は永久に隠蔽されてしまう。しかし、数学や論理学で定める「公
   理」もまた、それを用いてすべての「定理」を証明できるにも拘わ
   らず、「公理」自体がなぜ真なのかという謎は永久に隠蔽されるの
   であり、それと同じだと考えて諦める。)

 「クオリア統一理論」が完成したと言えるためには、どういう内容が必要でしょうか? 「クオリア統一理論」では、存在し得るすべての状態の心M0、M1、M2、M3、…が実在すると考え、それを集合{M}で表しました。「元素クオリア」の種類と、それが多数絡み合って複雑な心を構成する時の規則が判明すれば、このM0、M1、M2、M3、…がどんなものなのか、完全に解明できると思われます。集合{M}の全要素を解明できた時、「クオリア統一理論」は完成した、と見なせるでしょう。この法則のことを「クオリア生成法則」と呼びます。「クオリア統一理論」の本質は、「クオリア生成法則」の定式だと言えます。

 自分の心M1が知覚・認識している世界W1において、【クオリア生成法則A】が成立しているとします。もしこれが存在し得る唯一の「クオリア生成法則」であれば、これ自体がトートロジーになり得ますが、恐らく他にも【クオリア生成法則B】、【クオリア生成法則C】、…が存在し得る中、なぜか【クオリア生成法則A】だけが選ばれている可能性が高いと思われます。
 なぜなら、我々の住む世界で成立している「物理法則」がそうだからです。もし相対性理論や量子力学がトートロジーであるなら、実験・観察などしなくても、論理的思考だけでこれらの「物理法則」が明らかになるはずですが、現実はそうではありません。ニュートン力学と相対性理論、ニュートン力学と量子力学のどちらが正しいかも、実験・観察によって初めて判明したのですから、「相対性理論が成立する」や「量子力学が成立する」は真にも偽にもなる可能性が有り、トートロジーでないことは明らかなようです。そして、心の機能と脳の機能とが対応しているため、「クオリア生成法則」と「物理法則」とは密接な関係を持っているはずです。

 それゆえ【クオリア生成法則A】は、トートロジーであるとは思えないのに、なぜか自分の心M1が住む世界W1の中では「絶対的真理」であるかのように見えるはずです。M1がW1だけについて研究する場合、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】ですから、「なぜ、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】はトートロジーでもないのに「絶対的真理」なのか?」というメタ謎が生じます。そして取り敢えず、「なぜかは知らないが、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】はトートロジーではないけれど、「絶対的真理」のようだ」と受け入れるしかありません。これが、選択肢[1]の状況です。

 次に第二の選択肢です。

                選択肢[2]
   「クオリア統一理論」はトートロジーではないので、やはり、「「ク
   オリア統一理論」は真」だと認識する視点と「「クオリア統一理論」
   は偽」だと認識する視点の両方が有り得る、と考える。
   (この場合、視点の取り方によって、「クオリア統一理論」は真に
   も偽にも成り得る事を、「クオリア統一理論」自体が認めることに
   なる。)

 自分の心M1が住む世界W1だけでなく、心M2が住む世界W2、心M3が住む世界W3、…をも考慮し始めると、話が変わって来ます。自分の心M1が住む世界W1に限定すれば、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】はトートロジーではないにも拘わらず、「絶対的真理」のようでした。しかし、多世界解釈の立場に立ち、他の世界W2、W3、…を考慮すると、そこでは別の【クオリア生成法則B】、【クオリア生成法則C】、…が成立していて、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】は偽かもしれない、と考えねばならなくなります。これが、選択肢[2]の状況です。

 なお、ここでも【自然法則の間引発生説】が働いている、と考えます。「神」は「クオリア生成法則」など何も作っていません。特定の「クオリア生成法則」だけを作ってしまうと、「神」は全知全能でなくなってしまうからです。
   特定の「クオリア生成法則」に従っても良いし、従わなくても良い
   から、存在できる心はすべて存在してごらん。特定の「クオリア生
   成法則」に従うことなど、何も要求していないよ。
というのが、全知全能の「神」の態度です。
 ただし、特定の「クオリア生成法則」に従っていない心Mxは自己否定的であり、「Mxが存在する」を仮定すると「Mxが存在する」と「-Mxが存在する」の両方が平等に導かれ、Mx-Mx=0で消滅してしまうと考えます。存在し得るMxは自己肯定的なものだけであり、「Mxが存在する」を仮定すると「Mxが存在する」だけが導かれるものです。その条件を与えているのが、【クオリア生成法則A】、【クオリア生成法則B】、【クオリア生成法則C】、…です。つまりこれらの法則もまた、「神」が作ったのではなく、「間引」によって自然発生しているのです。

 最後に第三の選択肢です。

                選択肢[3]
   「クオリア統一理論」自体がトートロジーである、と考える。
   (この場合にだけ「クオリア統一理論」は、問題なく「絶対的真理」
   になり得るが、同時にこれもまた「5は5である」のような中身の
   無い無意味な理論になってしまう。)

 多世界解釈の立場に立ち、自分の心M1が住む世界W1だけでなく、心M2が住む世界W2、心M3が住む世界W3、…をも考慮し、W1で成立している【クオリア生成法則A】だけでなく、他の世界W2、W3、…で成立していると予想される【クオリア生成法則B】、【クオリア生成法則C】、…をも考慮し、これらすべてを論理和という形で合成した【クオリア生成法則*】を定式します。選択肢[1]や選択肢[2]においては、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則A】でしたが、これは視野が狭かったからであり、選択肢[3]では定義そのものが拡張され、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則*】に変わることになります。この【クオリア生成法則*】は、すべての心M0、M1、M2、M3、…の発生を説明できるように拡張された法則ですから、その定義はこうです。
   【クオリア生成法則*】=「すべての心M0、M1、M2、M3、…の発生を
   説明できる法則」                   …(※)
それゆえ、
   「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則*】は、すべての心M0、
   M1、M2、M3、…の発生を説明できるか?
という疑問は、(※)を代入することにより、
   すべての心M0、M1、M2、M3、…の発生を説明できる法則は、すべて
   の心M0、M1、M2、M3、…の発生を説明できるか?
というトートロジーに到達しているのが解ります。これが、選択肢[3]の状況です。

 自分の心M1が住む世界W1の中では、様々な【クオリア生成法則A】、【クオリア生成法則B】、【クオリア生成法則C】、…のうち、特定の【クオリア生成法則A】だけが選ばれて成立しています。それゆえ「なぜ【クオリア生成法則A】だけが選ばれて成立しているのか?」「【クオリア生成法則A】だけで生成される心の集合{Ma}(もちろん{M}の部分集合)はどんなものか?」等の「謎」を、M1は感じています。それに答えてくれるのが、「クオリア統一理論」です。
 ではこの「謎」は、どうして発生したのでしょう? 実は、「神」{M}の中から自分の心M1を選び出す時に、この「謎」が発生しているのです。だから、M1の視点に立てば確かに「謎」は存在していますが、「神」{M}の視点に立てば、この「謎」は無くなります。そして「神」{M}の視点に戻った時、「あの「謎」は、実はトートロジーだったのだ」と認識する訳です。そして「神」{M}にとって、「クオリア統一理論」=【クオリア生成法則*】はトートロジーであり、全く無意味な理論です。
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