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霊魂説〔(2)「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」〕

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なし 霊魂説〔(2)「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」〕

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/3/20 19:58
SumioBaba 
            霊魂説〔(2)「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」〕
(メールマガジン『「神」を完全に解明しました!!【No.102】』からの引用です。)


 「脳」は実体を持つ物体であるのに対し、「心」はその機能であって実体を持たない、という表現をよく聞きます。コンピュータに例えると、「ハードウェア」が「脳」、「ソフトウェア」が「心」である、という表現も有ります。本当にそうでしょうか? この問題にメスを入れるため、「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」を、次のように定義します。
   「実体を持つ存在」=「質料」+「形相」
   「実体を持たぬ存在」=    「形相」
「ハードウェア」と「ソフトウェア」の関係が、「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」の関係に、ほぼ対応します(完全に一致とは言えませんが)。なお「質料」「形相」という言葉は、アリストテレスが考えた概念だと言われています。

 全く同じ「ハードウェア」を持つ2台のコンピュータA1とA2で、全く同じ「ソフトウェア」a1とa2を作動させている状況を考えましょう。

 A1とA2は「ハードウェア」すなわち「実体を持つ存在」であり、「質料」と「形相」の両方を持っていますから、たとえA1とA2が原子1個も異ならぬほど全く同じ「形相」(物質構造)をしていたとしても、A1は原子1~Qで構成されているのに対し、A2は他所から持ってきた原子1'~Q'で構成されているからやはり両者は別物だ、という具合に、「質料」の違いで両者を区別することができます。原子1~Qと原子1'~Q'とが「質料」として別物と見なされる理由は、同一時刻に異なる空間位置を占めているからです。従って、次の2つを区別することは有意味です。
   {1} A1がX1室に、A2がX2室に置かれている状態
   {2} A1がX2室に、A2がX1室に置かれている状態
{1}と{2}では、A1とA2とが、X1室とX2室との間で、場所交代されています。もう一度場所交代すれば、元に戻ります。
 一方、a1とa2は「ソフトウェア」であり、「実体を持たぬ存在」ですから、「形相」だけしか持ちません。つまり、a1とa2が1ビットも異ならない「形相」(数学的構造)を持っているのであれば、直ちに両者は同一であり、次の2つの区別は無意味です。
   {3} a1がA1の中で、a2がA2の中で作動している状態
   {4} a1がA2の中で、a2がA1の中で作動している状態
a1とa2の区別は無視し、どちらもaで統一すれば、
   {3・4} aが、A1とA2の中で作動している状態
と表現できます。
 {1}と{2}の区別が有意味なのは、A1とA2が「実体を持つ存在」だからであり、{3}と{4}の区別が無意味なのは、a1とa2が「実体を持たぬ存在」だからである点に注意して下さい。

 (他の例を挙げれば、「本そのもの」は「実体を持つ存在」であるのに対し、「本に書かれていること(意味的な内容)」は「実体を持たぬ存在」です。だから、私と友人が同じ本を一冊ずつ買って来た時、「私の本と貴方の本を交換しよう」というのは有意味ですが、「私の本と貴方の本とで、書かれている内容を交換しよう」というのは無意味です。)

 以上で、「実体を持つ存在」と「実体を持たぬ存在」の定義が完成しました。果たして「心」は、どちらなのでしょうか? この点を明らかにするために、次の2つを比較してみます。
   {5} オリジナルの「自分の心」が原子1~Pの身体に、
      コピーの「自分'の心」が原子1'~P'の身体に存在する状態
   {6} オリジナルの「自分の心」が原子1'~P'の身体に、
      コピーの「自分'の心」が原子1~Pの身体に存在する状態
もし「脳(身体)」と「心」との関係が、コンピュータの「ハードウェア」と「ソフトウェア」の関係に等しいのなら、「心」は「ソフトウェア」すなわち「実体を持たぬ存在」ということになり、{3}と{4}の区別が無意味であったのと同じく、{5}と{6}の区別も無意味なはずです。ところが、私の本心として、{5}と{6}の区別が無意味であるとは、とても思えません。どちらか一方を殺すと言われたら、現在の状態が{5}なのか{6}なのかで、私には生きるか死ぬかの違いが有ります。つまり、{5}と{6}の区別は、{3}と{4}の区別ではなく、{1}と{2}の区別と同種のものであり、これは「心」が「実体を持たぬ存在」ではなく、「実体を持つ存在」として捉えるべきものである事実を示唆しています。
 しかもオリジナルの「自分の心」は、新陳代謝の結果、原子1~Pの身体から原子1'~P'の身体へと移し入れられるように実感します。[質問A]の場合は{5}でしたが、[質問B]の場合は{6}に変わっていました。ゆえに「心の質料」は、身体(脳)を構成している物質である原子1~Pでもなければ原子1'~P'でもなく、非物質的実体「霊魂」ではないのか?と考えることになります。[質問A]と[質問B]とを再掲しておきます。

                [質問A]
   キミ(原子1~P)のコピー(原子1'~P')を作った後、どちらか一方
   を殺さねばならない。どちらを生かし続けて欲しいか? できれば
   オリジナルのキミの方が、コピーの身代わりに死んでくれないか?
                [質問B]
   現在キミの身体は原子1~Pで構成されているが、新陳代謝により
   1年後には、完全に外部の原子1'~P'に入れ代わる。脳も例外で
   はない。実はこれから1年間、キミの老廃物の中から原子1~P
   をすべて拾い集め、1年後にそれらを用いて、キミ(原子1'~P')
   のコピー(原子1~P)を作る。その後、どちらか一方を殺さねばな
   らないのだが、キミ(原子1~P)とキミ(原子1'~P')のどちらを生
   かし続けて欲しいか? 今、キミ自身で決めてくれ。
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