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第32回オリンピック競技大会は今....【金属供出】
投稿者: 東 遥 投稿日時: 2018/8/26 9:20
Agが足りないそうです。AuCuは充分足りているらしい。はい、新世紀東京五輪とも言われていない2020年の大会の成績優秀者に贈る金銀パール、じゃなくて金銀銅メダルの材料が、銀の分だけ足りないらしい。

んで、どうするかというと

東京五輪メダル「銀」まだ足りない、小中学校でも回収へ‐日本経済新聞

という訳で巷では「金属供出」貧しい日本も遂にここまで追い込まれたか、という感慨が深い模様です。

昭和16年8月30日勅令第835号「金属類回収令」

は専ら「不用不急品の回収」であり対価を求めるなんて畏れ多い事は有得ない筈のものでは御座いました。とはいえ当初は無理難題は避けられていた模様では御座います。あるいは日中戦争だけを戦っていた頃には日本銀行の金準備が底を尽き戦需物資基礎資材の輸入に充てる外貨が不足してその時点から逼迫していたので「ネクタイピンから金縁眼鏡まで」民間の所有する金を「買い上げ」てちゃんと対価を支払っていたものでは御座います。因みにこの時期は貨幣法の下に金0.75gを一圓とする金本位制の時代でした。ただ例の昭和5年の「金解禁」が「嵐に向かって窓を開けるようなもの」だったので金解禁に備えて「♪金の解禁立て直し、来るか時節が手を取って♪」と金解禁節にうかれて緊縮財政デフレで完膚なきまでに痛めつけられた日本経済はさらに千尋の谷へと突き落とされて慌てて金解禁を中止....まぁ金本位制を「一休み」していた時代では御座いましたが一応は金本位制だったのではありまして、相応の価格で買い取っては貰えたものでは御座います。因みにこの一休み中の昭和7年には法律上金2分(0.75g)一圓から一圓貳拾伍銭に切り下げられていたことは余り知られていません。

まぁ、対中戦争も深刻化しますと愈々資源が逼迫して不要不急線については休止したり複線を単線にして軌条を撤去して鉄材を回収したなんてことも御座いましたし対米英佛戦争が始まりますとそう悠長な事も言ってられませんで昭和18年も押し詰まった頃には業を煮やして「銅像等ノ非常回収ノ実施ニ関スル件」というのも発令されて国家自らが「この銅像は要る」「この銅像は要らん」と選別までして回収に当たったものでは御座いました。因みにアメリカでも華美な列車を解体した、なんてこともやってらしたそうです。

その他にも「金属資源」として目をつけられたものに「硬貨」が御座います。実際、国際情勢がキナ臭さを増し日本は孤立への道をまっしぐらにひた走っていた中で生じた昭和6年の満州事変の翌々年年に発行された昭和8年以降の拾銭硬貨と伍銭硬貨は純ニッケル製で軍需物資の備蓄の隠れ蓑だったとも言われます。はい、戦争してる中でウッカリとニッケルを輸入すると

 米「手前!武器を作る積りだな!
   貴様!それでも日本男児か!?」(ピンタ一閃)

という突込みがありますので

 帝「いえいえこれはコインにするのです
   ぃぇね、今白銅貨なんですけど
   傷が付き易くてね、ニッケル貨なら大丈夫かなと
   磁石にもつきますし」
 米「ぉ、ぉぅ」

ぇぇ、日本の歴代の硬貨の中で唯一(?)磁石に付くシリーズでは御座いました。まぁ実際戦争が深化していくと昭和13年発行用に鋳造したものが軍需に回され、また同年の勅令昭和13年法律第86号「臨時通貨法」下で10銭アルミニウム青銅貨、5銭アルミニウム青銅貨幣、1銭黄銅貨、1銭アルミニウム貨を発行して市中に流通するニッケル貨も回収してましたし、愈々戦況が悪化するとアルミニウム青銅貨、青銅貨、黄銅貨も回収してアルミニウム貨に置き換え、また量目(重さ)も減らし、ゼロ戦がバタバタ墜とされたり特攻に使われる様になりますと10銭錫貨、5銭錫貨、1銭錫貨に置き換えてアルミ貨を回収してます。そうそう、アルマイトの薬缶や弁当箱も供出したなんて話も御座いましたっけ。ぇぇ、錫なんて柔らかくて傷つき変形しやすくて常時ならとてもコインに出来ないものですが非常時であればこそ、なんでしょうかね。まぁ、船舶もどんどん沈められて南方からの資源輸入も途絶え錫も無くなりますと、この先は陶貨に置き換えて金属資源たるコインを総て回収しようやという御話で準備まで整えられたところで敗戦。

....ぃゃ、あの頃を思い起こしますと目から水が....

はい、まぁ、そんな苦難の記憶が御座いますれば昨今の銀不足も他人事ではないかなと。まぁ、金は例の天皇陛下御在位六十年記念硬貨を回収して鋳潰したものが御座いましたし銅は今も10円が潤沢に市中にありますし、ぁぁ、でも銀というと百円銀貨の発行を終了しても半世紀も経ちますし日本からは消えうせているものなのかも知れない。

まぁそれよりも何よりも今、お金(かね、硬貨の意味で)が減ってるんですってね。一円玉なんて平成の御世の始まり頃には1年に27億枚、国民一人当たり22枚位の計算で発行されていたものが、この数年はミントセット向けを除くと発行枚数はゼロ、五円玉も昭和の一時期には10億枚弱発行されていたものが今年の計画では僅か1200万枚、やはり非常時に備えて金属備蓄の為に発行が手控えられているやら、即ち国民の知らないところで非常事態、軍靴の足音が近づいているものなのかも知れません。或いは1円玉は発行すると赤字になる、製造費で言えば3円かかる、発行益では-13円という事で、その負担に耐えかねる程に日本の経済は悪化しベネズエラ化への途をまっしぐらというものか。ぇぇ、痩身には宜しいのかも知れませんけどね。


或いは一昔前なら銀塩写真というものが極く普通に使われて、フィルム廃材、使用済み現像液・定着液から銀を回収するという事も行われてましたし、将にそれを資金源として狙う暴力団に介入されたなんてキナ臭さたっぷりの事も御座いましたが、それも今は昔ですから、実際銀というものに触れる機会は減っているものかも知れません。

あとは、銀と言いますと....ぉぉ、消臭剤!銀イオンには消臭効果があるといわれ関連商品が展開されているところでは御座いますが、銀が足りないと言いますとこれら商品の販売も自粛されてしまうものかも知れません。

 「臭い不平は我慢が足らぬ」

そんな標語が登場するやら。


....と、ここで、そもそもが銀が足りないのは何故か。もの凄く基本的な原理に立ち返りますと、要するに銀を市場から買ってくれば宜しいのでは、と素人考えして、ぁぁ、でもそれすら買えない程に日本経済はどん底なのかと暗澹たる思いに打ち沈むのですが、ぁー、なんの事はない。

「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について

都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト

誰ですか、こんな縛りを考えた方は!?
そして誰ですか、こんな縛りを認可された方は!?....ぁぁ、あの都知事さんか(爆)

ぁー、それで「足らぬ足らぬは献身が足らぬ」なのですねぇ。それにしても市場から調達ではなく廃品から回収か、廃品だから対価は要らぬ、原材料がタダみたいなものだからメダル製造も廉価にできる、吝嗇節約の際を行ける、というお考えなのでしょうかね。

都市鉱山における銀....うーむ、銅はわかる、金も鍍金に多用されているからわかる、銀....小型家電云々でどこに使われているか直ぐには思い浮かびません。困った物です。意外と収量が乏しいものかも知れませんね。

まぁ、これが、

 瑛「せんせー!美さんが銀のアクセサリを持ってます!」
 先「美さん、ちゃんと学校に持ってきて
   この回収箱に入れるんですよ!?」

なんて事が起こらない事を祈るばかり。まぁ、県ごとに、市町村ごとに、学校ごとに、教員ごとに回収Нормаが課せられ未達には厳しいPenaltyがお仕置きされると思えばそんな悠長な対応では不足で先生が美さん宅まで押しかけて目ぼしい銀製品、銀食器、銀の燭台、消臭スプレー、ありとあらゆるものを供出させるべきなのでしょう。

世知辛い世の中になりました。

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